英語でしゃべりたい人こそ、完璧主義を捨てるべき。
”日本人は英語がしゃべれない”ー残念なことに、これが世界の共通認識です。
わたしも、英語が母国語ではないアジア系のおばちゃんに『あら、日本人なのに英語が上手なのね!』と言われた経験があります。
・・・”日本人なのに”ってなんだ、それ!?失礼極まりないじゃないか。
『おばちゃんも、英語が上手だね。』と一言添えておきました。
なぜ、どうして、日本人は英語を苦手とする人がここまで多いのでしょうか。
日本人が英語がしゃべれない1番の理由とは
それはズバリ、あなたの完璧主義が原因です。
”間違えたくない。この文法で合ってるのかな。この単語でいいのかな。”
と、散々悩んでいるうちに、言葉が出てこない。
正しい英語を話そうとする姿勢はとても大切ですが、英語はあくまでもコミュニケーションのツールであることを忘れてはいけません。
わたしたちはネイティブではありません。意志の疎通、まずはこれが第一関門。
ていねいにハッキリとしゃべる
失敗を気にするあまり、小さな声でモゴモゴしていたら『Excuse me?(何ですって?)』と言われます。
でもそれは、あなたの英語が間違っていて伝わらなかったのではなくて、ただ単純に声が小さくて聞き取れなかっただけ。
ていねいにハッキリと話すこと。これだけでOKなのです。そこにとびきりの笑顔を付け足せばさらに良し。
わたしも18歳でオーストラリアの英語学校に通っていた頃にマレーシア系のクラスメートが注文しているのを横で聞いていて、”文法が間違ってる”と気がつきました。それでも店員さんにはちゃんと伝わっていましたよ。
伝えたい気持ちが大切
ノンネイティブの英語をよく聞いてみると、とにかく自分の知っている単語や物言いを駆使して、相手に自分の言いたいことを伝えてます。
日本語で考えてみましょう。
『ワタシ、行きたい、浅草、明日、どうやって。』
文法もへったくれもあったもんじゃない、ただの単語の羅列です。でも、想像してください、外国人が一生懸命あなたに日本語で聞いてきたら。助けてあげたくなりますよね。
英語をあやつるネイティブからしても同じことが言えるのです。
誠実さは必ず相手に届くもの。
まとめ
完璧主義にならないこと。
失敗を恐れないこと。
わたしたちはネイティブではありません、多少の間違えはあって当たり前なのです。
それに、練習しないと上達はしません。
自信を持って、笑顔でハッキリと。
大丈夫、必ず伝わります。