オバマ元大統領の娘さんも!?日本の若者こそギャップイヤーすべき。
ヨーロッパや、カナダ、オーストラリアではごく当たり前のように高校を卒業した子たちがギャップイヤーをしています。
高校卒業後、すぐに大学に進学せずに今しかできないさまざまな経験を積む『ギャップイヤー』。
ギャップ・イヤー(英: gap year)とは、高等学校卒業から大学への入学、あるいは大学卒業から大学院への進学までの期間のこと。英語圏の大学の中には入試から入学までの期間をあえて長く設定して(初夏卒業・秋入学)、その間に大学では得られない経験をすることが推奨されている。この時期にアルバイトなどをして今後の勉学のための資金を貯める人も多い一方で、外国に渡航してワーキング・ホリデーを過ごしたり、語学留学したり、あるいはボランティア活動に参加する人も多い。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ギャップイヤーの魅力とは
見たこともない美しい風景、びっくりする文化や風習、思わす舌鼓を打ってしまう美味しい料理、そして何よりかけがえのない旅友との出会い。
当然、言葉も通じない、まったく勝手がわからないといった状況に置かれることも多々あるはずです。新しい街に到着する。右も左もわからない。空港や駅、バスターミナルから宿へ行く。スーパーで買い物をする、そんななんでもないようなことですら何かしらのハプニングが待ち構えているかもしれません。
1つ1つクリアすることによって、大抵のことは何とかなる、と人間って度胸がすわるもので、これは絶対に今後の人生のプラスになります。
目から鱗な体験ばかり。価値観がひっくり返るようなことに遭遇するかもしれないし、そこで必ず何か新しい発見があるはずです。
また、旅先でないと絶対に出会えなかったであろう、旅友との出会い。年齢も国籍も、肌の色も違う友人が数多くできるでしょう。
出発前にしたことが良い最低限2つのこと
その1:できるだけ資金を貯めること。
選べる余裕は心の余裕です。体調の悪い時にはちょっといい宿に泊まったり、バス移動を飛行機移動に変更したり。些細なことかもしれませんが、旅先では数千円の差で快適を買うことが可能です。
興味のあるアクティビティはとにかく体験したい。旅をすること自体が目的になると資金が尽きてきた時に、お金をセーブするためにアクティビティを諦めるなんて、本末転倒です。
その2:コミュニケーションが取れるレベルの英会話を身につけよう。
英語ができるだけで知り合える旅友の数が倍になります。旅してるのは日本人だけではありません。また、情報交換、旅先でのトラブル回避にたいへん力を発揮しますよ。現地で語学学校に通う、というオプションもありますが、英語はできるにこしたことはありません。
英語圏ではない国であっても観光地は大抵英語が通じますし、何より他の旅人とのコミュニケーションはほぼ英語。裏を返せば、英語ができれば友達2倍なのです。
メリットとデメリット
何事にもメリットとデメリットはつきものです。良いことづくしなギャップイヤーですが、デメリットはないのでしょうか。
何といっても最大のメリットは”国際人”という感覚が身につくことです。この地球上には実にそれぞれ文化や風習の異なる190カ国以上の国が存在しています。外の世界を体験することによって当たり前だと思っているような日本の良さに改めて気がつくことができます。
では、次にデメリットについてです。ギャップイヤーの明確な目的がないと、1年間の単なる時間の浪費になってしまう危険性があります。また、1年と期間が長くなると、旅する国・地域によっては高額になってしまうこともあるでしょう。
まとめ
いかかでしたか。
アメリカ合衆国元大統領、オバマさんの娘さんのミッシェルさんもハーバード大学進学前にギャップイヤーをしたそうですよ。
社会人になれば長期の休みを取るのはどうしても難しくなります。だったら、時間に自由のきく学生時代に、世界一周、留学など今しかできない挑戦をしてみましょう。